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グローバルテクノニュース(抜粋) (2012/1/26)
【環境配慮契約法でISO50001が重要事項に!】
グリーン契約をご存知でしょうか? グリーン契約(環境配慮契約)とは、
製品やサービスを調達する際に、環境負荷ができるだけ少なくなるよう
な工夫をした契約です。そのグリーン契約を推進するため、平成19年、
「環境配慮契約法」が制定されました。環境配慮契約法は、国や独立
行政法人、国立大学法人、地方公共団体等の公共機関が契約を結ぶ
際に、価格に加えて環境性能を含めて総合的に評価し、最も優れた製
品やサービス等を提供する者と契約する仕組みを作り、環境保全の技
術や知恵が経済的にも報われる、新しい経済社会を構築することを目
指すものです。
その環境配慮契約法が今年4月に改正されますが、「環境配慮契約の
推進に関する重要事項」として環境マネジメントシステムに加え「エネル
ギーマネジメントシステム(ISO50001)」が追加されました。「入札等へ
参加するための必須条件とはしないものの、事業者を選定する場合の
評価項目の一つとして必要に応じ、事業者の環境マネジメントシステム
やエネルギーマネジメントシステム構築の有無を取り上げ、適切に評
価することもできる」として、特に温室効果ガスの排出削減を図るため
に有効であり、積極的に推奨すべきものとしています。
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