ISOコンサルタント:トップ > ISO3900コンサルトップ > ISO39001とは
近年、わが国では大規模な自動車事故や飲酒運転などが新聞紙上等で大きく取り上げられています。しかし、国内における交通事故死亡者数は、政府や企業の取り組み、医療の発展等が功を奏し、2011年では10年連続で減少しています。しかし、世界の交通事故死亡者数や負傷者数はそうではありません。現在、世界では交通事故により毎年130万人もの人が死亡し、約5000万人の人が負傷しています。特に開発途上国での事故は増加の一途をたどり(先進国では減少)、このままの状態では、2050年にその数は7500万人に増加する事が予想されています。この様な世界規模の問題を解決し、死亡者数を0にするという究極の目標を達成する為の一つの取り組みとしてISO39001(Road traffic safety management Systems)が2012年秋に正式にISO化される予定です。ISO39001のコンサルティングは是非スリープロサポートにお任せ下さい。
日本においても、交通事故は身近に自身に降りかかってくる災害の一つといえるでしょう。日本は道路事情も良く、車検制度などの自動車の整備管理体制も整っており、ここ10年では減少の一途をたどどっているのですが、世界の交通事故者数は増加しており、中でもその約90%以上が開発途上国で発生しています(世界の自動車数の50%を保有)。このまま何も対策を打たないと、2030年では交通事故が世界での死亡原因のトップ5(現在は9位、若者の死因は1位)に入り、全世界の脅威となります。そこでその脅威を解決する為に、国連において「交通安全のための行動の10年」 2011〜2020年に関する声明が発表される事になります。この声明は、5本の柱を実施する事で全世界における交通事故を減少させようとするものです。その5本柱の一つとして「道路交通安全マネジメントシステム」に関する世界共通の規格を作り、普及させようという事になり、ISO39001が制定される事となります。
※ DIS版の為、変更の可能性有
4.1 組織及びその状況の理解 | |
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 | |
4.3 適用範囲 | |
5.1 一般 | |
5.2 経営者のコミットメント | |
5.3 方針 | |
5.4 組織の役割、責任、権限 | |
6.1 一般 | |
6.2 リスク及び機会に対処する処置 | |
6.3 パフォーマンスファクター | |
6.4 目的及び目標達成のための計画 | |
7.1 連携 | |
7.2 資源 | |
7.3 力量 | |
7.4 認識 | |
7.5 コミュニケーション及びプロモーション | |
7.6 文書化された情報 | |
8.1 運用計画及び管理 | |
8.2 緊急事態 | |
9.1 監視、測定、分析及び評価 | |
9.2 道路交通事故及びインシデント調査 | |
9.3 内部監査 | |
9.4 マネジメントレビュー | |
10.1 不適合及び是正処置 | |
10.2 継続的改善 |
ISO39001は現時点(2012年6月)では正式にISO化されていません。ISO/PC241とは、道路交通安全マネジメントシステムをISO化する為のISO内の専門委員会です。ISO/PC241はその他にも、政府・産業団体の連携強化、Web,Twitter,Fecebook,Wikipedia等を活用したRTSMSの普及に努めています。ISO/PC241の日本国内審議委員会のメンバーは以下になります。
● 事務局:(独)自動車事故対策機構(NASVA)
● 委員長:中條 武志(中央大学理工学部 教授)
● 国土交通省、内閣府、警視庁交通局、消防庁、経産省、業界団体(全日本トラック境界、全国乗用車自動車連合など)
● 日本品質機構(JQA)
● 日本適合性認定協会(JAB)
● 日本規格協会 規格開発部
スリープロサポートはISO39001の審査資格を保有する講師が在籍しており対象企業でのカスタマイズが可能です。ISO39001のコンサルティングは安心と安全のスリープロサポートにお任せ下さい。
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