ASNITE｜ISO9001,ISO14001認証取得
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　ASNITE

　ASNITEとは、JCSS及びJNLAが適用できず民間が十分対応できない認定分野（認定試験所件数が少なく採算性の期待しがたい分野、中小企業性が高く政策的取り組みの必要な分野、先端技術分野で民間同士の技術審査が困難な分野）を補完することを目的として、NITE（独立行政法人　製品評価技術基盤機構）のIAjapanが運営するプログラムになります。
　ASNITEでは、海外の試験方法（規格）による認定(JNLAでは対応不可)、海外の校正機関にトレーサブルな標準を用いた校正（JCSSでは対応不可）の認定、IT製品及びシステムのセキュリティ評価並びに暗号モジュール試験を行う試験事業者の認定、標準物質の供給体制整備に資することを目的とする認定、消費生活用製品、電気用品等製品の基準適合性を評価、認証する機関の認定を行います。

【 校正事業者の認定 】(ISO/IEC 17025): ILAC/APLAC MRA 　
例えば、日本の国家標準がないため外国の国家標準等にトレーサビリティをつなぐ際に他の方法が利用できない場合、海外の校正事業者の場合、NMI(National Metrology Institute：国家計量標準研究所)間の国際相互承認(グローバルMRA)に対応する場合など、JCSSが適用されない校正事業者を認定します。
　認定区分
　JCSSの事業の区分及び計量器等の区分を準用

【 試験事業者の認定 】(ISO/IEC 17025): ILAC/APLAC MRA
　例えば、JIS規格以外の試験方法を実施する場合など、JNLAが適用されない試験事業者を認定します。
　認定区分
　JNLAの試験区分を準用

【 試験事業者（IT）の認定 】
　IT製品及びシステムのセキュリティ評価並びに暗号モジュール試験を行う試験事業者を認定します。 IT製品及びシステムのセキュリティ評価を行う試験事業者は「評価機関」として、ITセキュリティ評価及び認証制度（JISEC）において重要な役割を担っています。また、暗号モジュール試験を行う試験事業者は「試験機関」として、暗号モジュール試験及び認証制度（JCMVP）において重要な役割を担っていま す。
　認定区分

（注１）JISEC：　ITセキュリティ評価及び認証制度
（注２）JCMVP：　暗号モジュール試験及び認証制度

【 標準物質(RM)生産者の認定 】（ISO/IEC 17025+ISO Guide34（JIS Q 0034:2001））: APLAC
　標準物質の供給体制整備に資することを目的として認定を行います。
　認定区分
　「化学標準物質」、「生物及び臨床標準物質」、「物理標準物質」、「工学標準物質」及び「その他の標準物質

【 製品認証機関の認定 】(ISO/IEC 17025+ ISO/IEC Guide 65(JIS Q 0065:1997))
消費生活用製品、電気用品等製品の基準適合性を評価、認証する機関の認定を行います。製品認証機関が試験部門を有する場合には、ISO/IEC17025も適用されます。
　認定区分
　製品安全分野については製品安全４法の登録検査機関の登録区分と同一で、 その他、OIML分野、繊維分野、鉄道分野があり、順次追加予定となっています。

　ISO/IEC17025の認定をお考えの企業様、コンサルティングに名関する事ならお気軽にご相談ください。また、取得フロー、認定のコツなども同時にご覧ください。