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JNLAとは 、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)の適合性認定分野を担当する認定センター「IAジャパン」が運営しているJapan National Laboratory Accreditation systemの略称です。1997年9月より、工業標準化法(JIS法)に基づき「試験事業者登録制度」として運営され、国際標準化機構及び国際電気標準会議が定めた試験所に関する基準(ISO/IEC 17025)の要求事項に適合しているかどうか審査を行い試験事業者を登録する制度です。具体的には、JNLAで公表している日本工業規格(JIS)において、試験事業者を品質システム、試験施設、機器などが試験を実施する上で適切であるかどうか、定められたとおり品質システムが運営されているかを書類審査・現地審査により審査、登録します。 JNLA登録事業者は、試験証明書・成績書の際に「JNLAマーク」を使用する事ができ、試験事業者の技術能力を証明する事となります。
登録区分:約500
【旧来分野別】:土木・建築、一般機械、電気、車両、鉄鋼・非鉄金属、化学品、繊維、パルプ・紙・包装、窯業、給水・燃焼機器、日用品、抗菌。区分の種類は近年もJIS C 8105-5(照明器具 第5 部 配光測定方法)等追加され500を超えています。
【 JNLA登録事業者数年度別推移 ※複数登録あり 】 【 JNLA分野別登録事業者数 】
JNLA登録校正事業者が国際MRA対応認定事業者であれば、試験証明書・成績書発行の際に「ILAC MRAマーク」を使用する事ができます。国際MRAとは多国間の相互承認の事で、JNLAは、1998年10月にAPLAC(アジア太平洋試験所認定協力機 構)の相互承認協定、2000年11月にILAC(国際試験所認定協力機構)の相互承認協定へ参加の署名を行っています。これにより、一度の試験で世界中 どこでも受入れられる「ワンストップテスティング」の達成に、更に一歩近づいたものとなっています。また、JNLAではLED 照明器具の測光方法(JIS C 8105-5)を区分登録する等、トップランナー方式(トップランナー基準)などを意識し国際競争力を向上させる為に活発に活動しています。
※ 申請書が受理されてから、登録書が交付されるまで の処理期間は、通常150日以内(受審側の回答書等作成期間除く)です。
【 申請、審査費用、審査の流れ(詳細)】
申請資格
@ 適用範囲内でISO17025に基づくマネジメントシステムを運用し、MR(レビュー)まで
終わった時点で申請資格を保有する事になります。(お客様によってばらつきが多いですが概ね、コンサル開始から6カ月〜10か月後。)
費用詳細
A 申請にあたり、登録免許税9万円を税金として支払い納付書を取り寄せ、それをJNLAの
申請書類に添付しJNLAへ申請します。
(9万円発生)
B 申請後1カ月以内にJNLAから請求書が届きます。この時に「審査料金」が発生するのですが費用が「人数」ではなく「登録するJIS」の数によって異なります。(正確には区分)
区分と費用については以下で確認ください
。http://www.iajapan.nite.go.jp/jnla/pdf/koukaib_f/jnrp32s10_11.pdf
http://www.iajapan.nite.go.jp/jnla/pdf/koukaib_f/jnrp22_15.pdf
※ 審査費用は、この時点で最低273400円(1区分)はかかります。正確には組織が登録を行う区分を上のwebから確認して正確な数字を確認する必要があります。また、交通費などは発生しません。
B 請求書と同時に審査チームに関する案内が添付されており、担当チーム
と打ち合わせ審査日時を決定します。(概ね3カ月後くらいが審査日になります)
ISO/IEC17025の認定をお考えの企業様、コンサルティングに名関する事ならお気軽にご相談ください。トップランナー方式(全光束)対応のJNLA(ISO17025)もコンサル可能です。また、取得フロー、認定のコツなども同時にご覧ください。
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