ISOコンサルタント:トップ > その他規格導入支援コンサルティング > 機能種別版評価3rd.G:Ver1.0
1997年に開始された病院機能評価事業は、2014年より第3世代へ移行していきます。第1世代から第2世代最終バージョン6まで版を重ねるにつれ、様々な改良が加えられてきましたが未だに課題が残されています。この様な中、日本医療機能評価機構は2009年に「病院機能評価方法の見直し検討会」を設置し、評価体系の見直しの為の具体的な検討を行ってきました。その成果として、今回第3世代である「3rd.G:Var.1.0」(新たな病院機能評価の枠組み)が発表されました。「3rd.G:Ver1.0」では、より受審病院の役割・機能に見合った評価を行うため、5つの昨日種別を設け病院側で選択し受信できるようにするとともに、実態にあった審査を行う為にプロセス評価に重点を置き、小項目を廃止し、中項目も減少しています。また、従来5年に1度の更新審査を改善活動を支援する事を目的とし、3年目に「認定期間中の状況確認」も付加されています。
【主な特徴】
● 5つの機能種別に応じた評価項目を適用
@ 一般病院1 A 一般病院2 B リハビリテーション病院 C 慢性期病院 D 精神科病院
● 「患者様の視点に立った、良質な医療の実践」を評価するために4つの評価対象領域で構成
・第1領域(患者中心の医療の推進 ;1.1〜1.6)
・第2領域(良質な医療の実践1 ;2.1〜2.2)
・第3領域(良質な医療の実践2 ;3.1〜3.2)
・第4領域(理念達成に向けた組織運営 ;4.1〜4.6)
● 患者様が医療を受ける流れに即した評価、業務に即した評価など、実質的な状況を評価
【Ver.6と3rd.G:Ver.1.0の主な相違点】
医療機能評価Ver.6.0 |
医療機能評価3rd.G:Ver.1.0 |
|
@ 機能別区分 |
無し(全病院共通) |
5区分 Bリハビリテーション病院 C慢性期病院 D精神科病院 |
A 重点評価点 |
・体制・規定の整備 |
医療プロセス |
B 判定項目 |
大、中、小、下位の4階層 |
大、中の2階層 |
C 判定区分 |
・中:5.4.3.2.1(5段階) |
中:以下の4段階 |
D 訪問審査工数 |
3日(100床未満2日) |
2日(原則) |
E 認定〜更新 |
5年後更新審査のみ |
・3年目状況確認(書面(必)訪問(任)) |
F 更新時重要評価点 |
初回審査と同じ |
初回及び期中に確認された課題への取り組み状況 |
● 病院機能評価〈機能種別版評価3rdG:Ver.1.0〉について導入説明会の実施
● 病院機能評価〈機能種別版評価3rdG:Ver.1.0〉に対する現状とのギャップ分析支援
● ギャップ分析後の不足部分への改善支援
● 受審前の事前確認 (疑似サーベイヤー対応模擬審査)
● 審査後(中間報告後)の指摘事項改善支援
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