ISOコンサルタント:トップ > その他規格導入支援コンサルティング > エネルギーマネジメント > ISO14001・改正省エネ法比較
地球エネルギー資源の枯渇が叫ばれる中、ISO50001以外にも国内外には様々なエネルギーマネジメントシステムは存在します。米国であれば「ANSI/mse2000:2008」、中国であれば「GB/T23331:2009」、日本であれば「改正省エネ法」がそれにあたります。しかし、国際標準となると、国ごとの環境の違いもありますが、ISO50001が最もポピュラーな規格であるといえます。
ISO50001はISO14001とも構成及び整合性を保っており、また、改正省エネ法も全て包括する規格となっています。ISO14001が企業活動における「環境側面」全てを管理しているのに対し、BS EN 16001はその一部の「エネルギー効率」に特化したマネジメントシステムです。
ISO14001:2004 |
ISO50001:2011 |
shall項目 61 |
shall項目 80 |
4.1 一般要求事項 |
4.1 一般要求事項 |
4.2 経営者の責任 |
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4.1 環境方針 |
4.3 エネルギー方針 |
4.3.1 環境側面 |
4.4 エネルギー計画 |
4.3.2 法的及びその他の要求事項 |
4.4.2 法的及びその他要求事項 |
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4.4.3 エネルギーレビュー |
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4,4.4 エネルギーベースライン |
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4.4.5 エネルギーパフォーマンス |
4.3.3 目的・目標及び実施計画 |
4.4.6 目的・目標・アクションプラン |
4.4.4 文書類 |
4.5.3.1 文書要求事項 |
4.5.7 エネルギーサービス、製品、 |
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4.5.2 遵守評価 |
4.6.2 法的・その他の遵守評価 |
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ISO50001:2011 |
改正省エネ法 |
目的 |
エネルギーの使用についてのマネジメント |
エネルギー使用の合理化 |
適用範囲 |
全ての組織において適用可能 |
一定規模以上の工場など(第1種、第2種) |
対象 |
全ての使用エネルギー |
燃料、熱、電気 |
レポート |
エネルギー方針公開 |
定期報告書の提出 |
ベースライン |
初期レビュー(1年以上のデータ) |
前年度対比 |
パフォーマンス指標 |
目標進捗に使う指標 |
原単位 |
計画 |
アクションプラン |
中長期計画 |
力量 |
教育・訓練・経験 |
法定資格、講習 |
運用及び管理 |
運用に関する基準を設定 |
運用、保守、点検に関する管理標準設定 |
INDEX ETS PCI DSS ISO17025 エネルギーマネジメントシステム 病院機能評価 BCMS 苦情相談マネジメントシステム