ISOコンサルタント:トップ > ISO14001取得支援 > ISO14001とは
近年の地球温暖化問題など、地球環境問題は地球規模での対応が必要なものが多く、早急に国際的な環境対策を行う必要に迫られています。この問題に対して「企業などの組織が自主的に対応するべき」との声が国際的に高まり、環境マネジメントシステムの国際規格を作成する動きが活発になり、1966年に発行されたのがISO14001という規格です。企業は業務を遂行するに当たり、必ず大なり小なり環境に負荷(影響)を与えています。ISO14001は「環境マネジメントシステム(Environmental management systems)(EMS)」とも言われ、組織活動が環境に及ぼす影響を最小限に食い止めることを目的に定められた環境に関するISO規格です。企業においてISO14001を認証するには、次世代の為に環境保護活動を実施すると同時に、省エネを徹底し、必要最低限の資源しか使わないルールを構築しなければなりません。 ISO14001取得のコツへ
ISO14001認証取得企業の環境に与える影響のイメージ
ISO14001を認証取得する事で、企業は大きなコストダウンを図る為の仕組みを構築する事が出来ます。
ISO14001を認証取得していない企業の環境に与える影響のイメージ
※ 環境負荷=環境に与えるマイナスの影響
EMSは、最高経営層が「環境方針」「環境目標」を策定し、それを達成する活動がPDCAサイクルで実施されます。この環境方針には企業が環境上でおかれている背景や環境との関わりと、環境に対する考え方や企業の将来の方向性を示しているほか、3つの約束(法規制厳守、継続的改善、汚染予防)が含まれています。
■ 環境基本法 |
■ 大気汚染防止法 |
■ 水質汚濁防止法 |
■ 瀬戸内海環境保全特別措置法 |
■ 湖沼水質保全特別措置法 |
■ 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律 |
■ 騒音規制法 |
■ 工業用水法 |
■ 悪臭防止法 |
■ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 |
■ 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 |
■ エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法) |
■ 振動規正法 |
■ 工場立地法 |
■ 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に間する法律 |
■ 特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律(バーゼル条約) |
■ 再生資源の利用の促進に関する法律(リサイクル法) |
■ 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律 |
ISO14001は2016年1月1日現在で23,753の組織が認証を取得しています。また、ISO14001は現在の2004年度版から大幅な改定がくわえられた2015年度版が2015年夏に発行ました。ISO14001:2015アップグレードコンサルティングもお気軽にご相談ください。
ISO14001の世界での認証数は、@中国 117,758、Aイタリア 27,178、B 日本 23,753となり、ISO14001発行当初積極的ではなかったアメリカはH6,586になります。昨年の増加数は、1位中国で13,023社、日本は増減なし、アメリカはG515社になります(2016年時点)。アメリカも地球環境問題の深刻さを認識し、また環境マネジメントシステムの国際的な取り組みの広がりは活発ですが、顕著に効果が表れていない気がします。
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