ISOコンサルタント:トップ > ISO22000取得支援 > FSSC22000 バージョン6更新認証
2023年4月1日、FSSC財団からFSSC 22000 第6版(FSSC 22000 バージョン6.0)が公開されました。2020年11月発行のFSSC22000:Ver5.1から約3年ぶりの改定となり、今回は複数の事情が重なり比較的早期に改定された事もあり、FSSC22000:Ver6はFSSC22000:Ver5.1と比較して、フードチェーン区分の改訂、要求事項の追加など大きな変更が生じています。FSSC22000は全世界で約3万件の登録があり、そのうち日本での登録は約3,000件で、全世界の1/10を占めています。(2022年6月)。FSSC22000はISO22000含む認証であり、ISO22000単体の認証よりもFSSC 22000の認証を取得している組織の方が多く、またその数は年々増加傾向にあります。FSSC22000の認証を維持する組織は、V.6.0への対応を早急に実施する必要があります。FSSC22000Ver.6の対応はスリープロサポートへお任せください。
FSSC22000:Ver6の改定に大きな影響を及ぼしたのは、食品安全マネジメントシステムの審査、及び認証を行う機関に対する要求事項である「ISO/TS 22003:2013 ‐食品安全マネジメントシステム - 食品安全マネジメントシステムの監査と認証を行う機関の要件」(以下、「旧基準」)が2022年にISO22003-1;2022に改定されたことです。このISO22003-1;2022はFSSC22000Ver5.1(旧基準に対応)と整合が取れておらず、その対応を図るためにFSSC 22000認証スキームに、 ISO 22003-1:2022 の要求事項を組み込む必要がありました。更に、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する組織を支援するための要求事項の強化のニーズや、FSSC 22000認証スキームの継続的改善の一環としての編集上の変更と修正が改訂に影響を与えています。この様に外部環境の変化に対応するために旧基準が改訂されFSSC22000.Ver.6.0が発行されました。
【ISO22000シリーズの構成(一部抜粋)】
FSSC 22000:ver6では、フードチェーンカテゴリーの変更や審査機関が関連する変更、そして要求事項の追加が主たる大きな変更点になります。組織は特にFSSC 22000:ver6の「追加の要求事項」にできるだけ早く取り組む必要があります。以下が、FSSC 22000:ver6の追加の要求事項となります。
【FSSC 22000:V.6 追加要求事項】
FSSC22000 V.6.0は、2024年4月1日以降の審査から適用され、2025年3月31日までの12ヶ月間の移行期間が設けられています。2024年3月31日以降、FSSC 22000第5.1版に対する審査は実施されません。ただ、新規で認証を考えてる組織に関する処置や(第1段階は4月1日前、第2段階審査が4月1日以降など)、定期監査、更新監査、非通知監査、登録証の有効期限などの詳細は、自社の審査機関へ確認しましょう。
FSSC22000 V.6.0更新認証のコンサルティング支援は安心と安全のスリープロサポートへご相談ください。
TPSは、ISO22000コンサル以外に食品関連コンサルティングとして「SQF(Safe Quality Food)」や「FAMIC」もサポート対応しています。また、お客様のご要望に応じた各種サポートプログラムをご用意しています。その他ご要望があればお気軽にご相談ください。
HOME ISO22000とは ISO22000取得のメリット ISO22000取得支援サービス ISO22000取得フロー ISO認証取得に必要な費用