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学習サービスマネジメントシステム認証 ISO29990 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 　戦略事業部の水城です。 今回は、現在までに国内で50件超の認証書が発行され、さらに認証取得が 増えてくると予想されるISO29990に関する情報です。 少子化が進むにつれて、一人の子供に使われる教育費用の増加が見込まれ、 国内の人口減少に伴い、海外市場へ進出していく学習塾なども増えています。 競争が激化するマーケットにおいて、競合他社との差別化のためにISO29990の 取得を検討する組織が、今後は増えてくるのではないでしょうか。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 　ISO29990は、2010年9月1日に発行された「非公式教育・訓練における学習サービス −サービス事業者向け基本的要求事項」です。 　これは、非公式教育・訓練分野（学習塾や予備校、英会話学校など）の学習サービスおよび 学習サービスを提供する事業者に対する基本的要求事項を定めた国際規格で、利用者に対して 提供する学習サービスの明確化と事業者に経営のマネジメントを求めるものです。 　学習サービスに関する要求事項には、学習ニーズの明確化(利害関係者のニーズの把握等)、 学習サービスの設計(目的及び適用範囲の特定、カリキュラムプランニング等)、学習サービスの 実施(情報提供及びオリエンテーション、学習のための人的・物的資源、学習環境等)、学習 サービス提供のモニタリング、学習サービス事業者によって行われる評価等に係る要求事項が 含まれます。 　厚生労働省は学習サービス事業者の質の向上を図るため「民間教育訓練機関における職業訓練 サービスガイドライン」を発行し、各種の研修を行ったり、自己診断ツールを提供するなど、 業界の底上げを推進しており、文部科学省も生涯教育・社会教育の方策を推進するにあたって ISO29990の仕組みを視野に入れることが重要としています。 　学習サービス事業者が、その基本的要求事項を満たしているかどうかを確認するための 第三者による適合性評価の実施方法に関しては、各認証機関に委ねられています。 　詳しくは、下記のビューローベリタスのHPに記載しています。 http://certification.bureauveritas.jp/cer-business/iso29990/ ・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・ ■□　ISO22716(化粧品GMP/優良製造規範)について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 　製品開発部の川手です。 ビューローベリタスの本社がある横浜港付近は土地柄、大きな倉庫が多い場所です。 赤レンガ倉庫が一番有名でしょうか？ しかし、老朽化などによりその役目を終え、異なる用途で使用され続ける倉庫も 少なくありません。 そんな「元」倉庫の一つでアートの催しがありのぞいてみました。 アート自体もさる事ながら、その倉庫が持つ圧倒的な巨大ロフト空間と 港を望むロケーションに魅了されました。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 　2013年に美白用化粧品の使用により、皮膚に白い斑点ができるという問題が発生したことを 覚えていますか？ 実はその様な問題が起きないために、安全性の担保を目的とした製品製造管理をするISO認証規格が あります。 その名も、化粧品GMP(グッドマニュファクチャリングプラクティス)、ISO22716です。 この規格は、生産、管理、保管および化粧品の出荷のためのガイドラインとして有効に機能します。 　化粧品業界のGMPは、日本では80年代からシステムとして纏められており、その歴史は長いものが あります。 7年前には化粧品業界の団体である粧工連が、自主基準をISO22716に基づいたものに全面改良する など、ISO22716は化粧品業界の製造規範として、大きな影響力があります。 　また最近では、EFFCI(ヨーロピアン・フェデレーション・フォー・コスメティック イングリディエンツ)などのISO9001を内包するバリエーションが登場し、化粧品業界の 製造規範は活発化しています。 さらにアメリカでも、FDAがISO22716の内容を基にガイダンスを改定しています。 アジアにおいても、ISO22716がアセアンの化粧品GMPと同等である事が明言されています。 　前述のように化粧品業界の製造規範として、大きな影響力がある本規格の認証を取得した場合に 期待できるメリットは、以下の点が考えられます。 □＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋□ ・組織のマネジメントシステムの新たな法的要求事項への適合性の確認。 ・保健機関による法定点検への準備、及び円滑な法定点検の促進。 ・組織の利害関係者(小売業者、商社、輸入業者など)に対して、 　組織のプロセスおよび設備がGMPに適合していることの照明。 ・消費者に対する信頼感の醸成。 ・欧州及び全世界市場へのアクセスを確保。 ・作業効率と市場への競争力アピールを強化。 ・生産品質管理と製造手順の確立 □＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋□ 簡単ですが、以上がISO22716の概要となります。 ISO22716については、ビューローベリタスのHPにも記載しておりますので、 こちらのリンクをご参照下さい。 http://certification.bureauveritas.jp/cer-business/iso22716/

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