ISOコンサルタント:トップ > IATF16949取得支援 > IATF16949:2016主な変更点
2016年10月1日に発行されましたIATF 16949:2016では、IATF16949固有の要求事項として多くの項目が新規追加及び強化されています。まずはISO9001:2015の発行に伴い、附属書SLにおける規格構造が変更されています。またIATF16949:2016規格の目標とするゴールは、@ 継続的改善、A不具合の予防、B ばらつき低減、C 無駄の排除と、旧規格であるIATF16949:2009と変わっていません。しかし、追加要求事項を読むと、旧規格IATF16949と比較して要求事項は多くなり、また、より細かく、具体的でわかりやすくなっていると言えます。また、同じくISO9001の改訂に伴いベースがリスクを考慮した品質マネジメントシステムになっていますが、自動車QMSでは旧規格であるISO/TS16949:2009からリスクを考慮した規格になっているのでこれらは「維持」されています。
ISO9001:2015の改定を受けて、「組織及びその状況の理解」(4.1)、「利害関係者のニーズ及び期待の理解」(4.2)、「リスク及び機会への取り組み」(6.1)が追加されました。また、IATF16949固有の要求事項として多くの項目が新規追加、及び内容が強化されています。
ー【主な追加・変更点】ー
リスクへの対応 |
◆ リスク分析(6.1.2.1) |
品質保証の強化
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◆ 製品安全(4.4.1.2) |
ソフトウェア管理
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◆ 組み込みソフトウェアの製品開発(8.3.2.3) |
顧客固有の要求事項
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◆ 顧客スコアカード(5.3.1) ◆ 特別採用に対する顧客の正式許可(8.7.1.1) ◆ 顧客指定問題解決方法(10.2.3) |
変更管理
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◆ 変更の計画(6.3) |
供給者管理
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◆ 第二者監査員の力量(7.2.4) ◆ サイト内供給者管理(7.1.3.1 7.1.5.2.1) |
文書化したプロセス |
手順書の作成を20カ所で要求 |
IATF 16949の認証制度は、IATF 16949:2016(規格要求事項)を中心として下図のように各種関連文書から構成されます。
IATF16949は、ISO/TS16949認証制度がISOからIATFへの移行に伴い、「IATF16949の認証及び、維持の為のルール」が第5版となります。この認証制度の変更に伴い、審査ルールのグレー部分だった箇所に完全にメスを入れて、非常に詳細部分まで明確にした厳しいルールがルール5(V)となります。以下がISOの管理からIATFに変更になったことで主に変わったルールです。IATF16949:2016の認証を目指す組織は一度目を通すことをお勧めします。
【主な確認、注意点】
そして、2024年3月31日にIATF16949第6版ルールが発行されます。IATF16949ではさらに以下のように変更(主な)されます。
1. 拡張製造サイト(EMS)の再定義
拡張製造サイトの定義の変更。メイン拠点から車で10マイル(16km)以内、かつ60分以内の距離になければならなくなりました。この基準を満たさないEMSは、製造サイトとして扱われ、ST1からの認証が必要になります。
2. 定期審査の間隔
定期審査(サーベイランス)は3年間の審査サイクルのうち2回に制限されます。組織は12ヶ月ごとの契約に切り替える必要があります。
3. 審査期間の確保
主要製造サイトの定期訪問には最低1.5日間が必要となります。このうち、少なくとも約1/3の時間が顧客の製造工程の審査に充てられます。
4. 不適合マネジメントの厳格化
不適合への対応スケジュールがより厳格になり、重大な不適合は、15日以内に是正処置を提出し、60日以内にシステム的是正処置を完了しなければなりません。
5. リモート審査
リモート審査は、特定の条件下で、独立したリモートサイトに対してのみ許可されます。ただし、主要製造サイトでは引き続き現地審査が必須です。
6. 全社登録への影響
ルール6では、全社登録に対する審査日数の削減率が一律15%に統一され、これまで規定されていた計算日数の削減は廃止されました。
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