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月刊アイソスからのご案内 (2015/2/12)
次期改正版で大きく変わるのですか?―登録組織からのこうした質問に
対し、認証機関など関係者は「改正版でも規格の意図は変わりません。
QMSの手直しがどの程度必要かは個々のケースによって異なってきます」
という微妙な返答をすることが多いようです。
本年1月12日付で、IAFより「IAF参考文書 ISO9001:2015への移行計画の
指針」が発行されJABのウェブサイトに参考訳が載ってます。
この文書を見ると「3.認証及び認定に関与する各利害関係者のための指
針」の中で、「影響評価・ギャップ解析は、現実的なリソースと時間的
な意味合いを判断する為に強く推奨」とあります。ここだけを読むとギ
ャップ分析に関して2000年版と同じことになるのか!と。ようは、移行
の際、DIS版(や FDIS版)を用いて組織が事前に行ったギャップ分析を認
証機関が評価する活動を認める、ということです。さらに参考文書には、
「3.1 ISO9001:2008を使用する組織」で推奨事項として「新しい要求事
項を満たすために対応が必要な組織のギャップを特定」と出てきます。
続けて、「4.2 認証機関に対する指針」の箇条4.2.1でも、「CBは、DIS
の段階から自らの依頼者に説明を開始する事が奨励され、要請があれば、
顧客のシステムとDISのギャップ分析実施を開始することができる。CBは、
後のISO9001:2015への移行審査時に完全な検証をするために、DIS段階で
行った全ての評価活動を記録しておく」とあるではないですか!
ところがです。落ち着いて読むと、「DISの段階でCBが行う評価活動は、
正式な移行プロセスの一部として考慮することはできない。早期におけ
る評価は全て再確認され、ISO9001:2015への移行前に完全に検証されな
ければならない」という個所を発見。ようは認めない、ということです
ね……ギャップ分析は勧めたいけど、移行審査の際は考慮しない、とい
う微妙な表現になっています。こうなったのもIAF内でも改正版につい
て2008年版から、変わる/いやいや変わらない、との考えが並存して、
両者を汲み取った結果?なのかも知れません。(恩田昌彦)
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〓〓 4月号からの新連載をお楽しみに! 〓〓
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アイソス4月号から新連載が始まります。私・中尾が担当している新連
載をご紹介しておきましょう。初心者から学べる分かりやすい基本講座
が2本スタートします。まずは、「ISO9001に役立つTQM入門」(執筆:
松本隆氏)。松本さんは関西学院大学専門職大学院の客員教授であり、
同大学のビジネススクールで「標準化経営戦略」を教えておられます。
連載ではQMS認証組織向けにTQMの基本からやさしく解説していただきま
す。もう一本は中小食品産業向けの「食品安全キホンのキ」(執筆:塩
田智哉氏)。塩田さんはイカリ消毒の営業部コンサルティンググループ
のグループ長。食品工場の異物混入対策、微生物対策、食品表示コンサ
ルティング、FSSC 22000認証支援などに携わっておられます。現場目線
で食品安全マネジメントシステムを基礎からやさしく解説していただき
ます。
一方、マネジメントシステムに関わる審査員、組織の管理技術者や内部
監査員向けの連載記事として、日本規格協会マネジメントシステム審査
員評価登録センター(JRCA)の上中浩幸所長に、「2015年改正に向けマ
ネジメントシステムをリードする人々、サポートする人々」というテー
マでご執筆いただきます。昨年、JRCAは3つの新要員認証制度をスター
トさせましたが、その意図と目指すところもじっくりと語っていただけ
ると思います。
さらに、B to B製造業の環境マネジメント担当されている糟谷征利さ
んに、「今、EMS事務局がやるべきこと」をテーマとして、「ISO規格っ
て、わが社にとって何?」から始まり、最後は「自己宣言への道」に至
るまでを半年間にわたって執筆いただきます。糟谷さんはアイソス読者
にとってお馴染みの方なので、どういうスタンスで書かれるのかは想像
できますよね。
どうぞお楽しみに!
(中尾優作)
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選ばれる理由 他社コンサルとの違い 豊富なISO実績 丁寧にアドバイス 取得保証体制 サポート体制 講師選定基準 安い価格